7月14日、群馬マーケティングセンターの沼澤氏が来仙されました。
午前中、印刷工業組合が主催する『SOPTECとうほく2023』において講演をされ、
午後から、仙台駅前自習室EASTで初めての『個別相談会』を行いました。
午前中の講演は、印刷業界に向けたお話でした。
「利益を生み出す印刷業界のマーケティング」
〜印刷物はもう売らない!マーケティング力がある会社が生き残る時代!〜
印刷業界は、小ロット、短納期、見積り競合など厳しさを増している業界です。
しかし、顧客の悩みを発見し、問題解決を提案しながら、
共に成長していくという視点を持つことが重要だと沼澤氏は訴えます。
顧客心理の各段階に応じた行動をすること、
活動の底辺にマーケティングの売れる仕組みづくりを意識すること、
そうすれば、きっと川上でビジネスをすることができる、
レッドオーシャンの中にブルーオーシャンを発見することができると沼澤氏は言います。
自身が広告会社、会計事務所を経験し、実体験があるだけに説得力があるお話でした。
午後の個別相談会では、
事業のコンセプトづくりや事業の具体的見込み、
新規事業への補助金の活用方法などについて、
沼澤氏と相談者の間で活発な意見交換が行われました。
具体的な成功事例、商品づくりなどを交えてお話いただいたので、
相談者がイメージしやすいものでした。
そのせいか、だいぶ話も盛り上がり、時間をめいっぱい使った相談会となりました。
講演と相談会を通して、
モノが売れない時代、
情報が氾濫する時代、
差別化が難しい時代において、
特に中小企業が生き残るためには、
沼澤氏の提唱する『マーケティング力(売れる仕組みづくり)』は欠かせないものだと感じました。
なぜなら、マスメディア隆盛の時代が過ぎて、
企業も個人も多様化した情報化社会に身を置き、
購買までのプロセスが大きく変化してきているからです。
マーケティングを理解し、コンセプトをターゲットをぴたっと合わせること、
顧客心理をとらえた販売活動、広告宣伝をすることが大変重要なのだと認識いたしました。
またこのような機会を作りたいと考えています。
事業の相談がしたい、創業を考えている、という方は
お気軽に仙台駅前自習室EAST受付にお問い合わせください。